ネット通販の挑戦 vs ユーザーの事情

2014年5月14日  //  By:   //  TOPIC  //  No Comment

マイナビウーマンがネット通販で「絶対買わないもの1位:靴」「絶対買うもの1位:本」という記事を掲載していました。あまりに当たり前の結果だったので、スルーしようかとも思いますが、当たり前の現実を再確認するのも勉強と思い、取り上げてみます。

絶対買わないもののトップ2に「靴」「洋服」が入っているのは、もちろんサイズ違いや、着心地、履き心地といったちょっとした違和感が許容できない商品だからです。

3位に食料品が入って来ている理由は、単に食料品を購入している人が多いだけで、その際に嫌な思いをした方が「二度と買わない」と反応している為でしょう。

通販サイトさがそでは、「靴」や「洋服」の返品無料サービスを打ち出すサイトの紹介をしてきました。これらのサービスはこうした商材がネットで販売する上でのネックを解決するために、ネット通販業者が編み出してきたサービスで、販売障壁に対するネット通販の挑戦です。今は拒否反応を示しているユーザーが、このサービスをうまく使って、これまでとは全く違ったショッピングスタイルを作りだしてくれれば、その成功体験が今の販売障壁を取り除いてくれる日も来るでしょう。

それがいつなのかを予言するのは控えておきます。

一方、絶対買うものの上位に入っているのが本(1位)、CD(3位)です。

元々ネットショップは商品の陳列に制限が無いため、商品点数の多い商材を販売するのに適しています。世界で初めてそこに気づいて、目を付けたのがジェフ・ベーゾスでした。とあるインタビューの中で、「ネット販売が年間2,300%の成長をしている業界であることを知り、その成長に合理的に見合うビジネスをビジネスプランを作りたいと思った」と壊述しています。「音楽が2番目に魅力的な商材でした。世界で20万点ほどの商材があります。しかし、本はそれをはるかにしのぐ300万点の商材があり、毎年増え続けています」Amazonがまず本を売り始めたのはそれが理由でした。本やCDが上位に入るのは当然です。

2位と4位に入っているのが米と水。理由は重いからということで、これはネットの特性というよりは、自宅に届けてくれるという通販の特性と言えるでしょう。最近はスーパーでも重いものを自宅まで配送するサービスが出て来ています。

ネット通販の挑戦はまだまだ続きますが、究極の所、ユーザーの事情は克服されるためだけにあるように思えます。問題は、いつ、だれが、どうやって克服するのかは、まだ誰も知らないということです。

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